秋もさかり、中秋の名月が美しく浮かびました。
今、ここで、味わうことのできる
波の音、虫の声、美しい月夜。
ぼーーーと聞こえる遠くの汽笛。
呼応する灯台の光。
目を閉じても風景が浮かぶようですが、やはり目を開けて見る風景の方が新鮮です。
方々から聞こえる鈴虫の声が、一層月光を引き立てるようです。
月を愛しむ習慣は、日本神話に月の神・ツクヨミノミコトが書かれたように、心にお月さまを神さまと感じることのようです。
池や杯に月を映して月を愛でた平安時代。
時を経て、令和の今日の明月を、ここ千年松からは凪いだ海に写して楽しめそうです。
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